国民から〈知〉を奪わないでください。学校を再開しましょう! 図書館を開けましょう! 劇場を開けましょう!

まず、どうすればいいのか、考えることです!!

密集を避けて運営できるように、各学校で考えましょう!

図書館は貸出専門にして〈知〉の扉を開きましょう! これ以上バカになっては、政府の思うつぼです。

演劇の劇場を開けて、運営方法は各劇場に考えてもらいましょう!  
今こそ、考える舞台を提供する絶好の時です。


かつて演劇の劇場は、「無学の学校」と言われました。それは考えさせる場となっていたからです。


ただ楽しい、面白い芝居もあるでしょう。しかし考えさせる演劇は、沢山あるのです。
わたくしたちの国は、すぐれた劇作家をたくさん輩出してきました。「20世紀の戯曲」全3巻を見てください。

ミュージカル全盛の世界的状況ですが、宝塚歌劇はそういう一般的なミュージカルとは異なることを発見しました。

アメリカミュージカルとの違いを、4月に出した『宝塚の21世紀 演出家とスターが描く舞台』で明らかにしました。

是非手に取ってみてください。なんと多くに考える舞台を提供していたことか・・・・!


特に宝塚は、スカイステージという自宅で見ることが出来るチャンネルを持っていて、コロナ禍の現在、過去の舞台映像を流しています。

それを見て、つくづく思いました。映像は、舞台ではないと・・・・。当たり前のことですが・・・・

それは映画とは同じではありません。

画面を作る編集者が舞台を切りとるからです。

舞台映像は舞台ではないことが、これほど明らかになったのは、コロナ禍のおかげかもしれません。



テレビも過去の番組の映像を流しています。これにもそろそろ飽きてきました。

映画は監督がある思想をもって映画をつくってきました。それで何度見ても飽きがきません。

が、それと同じ意識で、舞台映像は作られていないし、テレビドラマも作られていないからです。


やはり劇場で生身の人間が発する声を聴き、動きに目を凝らし、作家の思想を受け取る。それが演劇芸術であるからです。

教育の場の学校も同じです。教育と演劇は、非常によく似ています。

映像では、駄目なのです。

一日も早い再開を願わざるを得ません。