井上理惠著『清水邦夫の華麗なる劇世界』(社会評論社)の発売!!!

『清水邦夫の華麗なる劇世界』(社会評論社)は、2020年8月7日発行です

社会評論社 http://shahyo.com

アマゾン https://www.amazon.co.jp/

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蜷川幸雄と共に演劇界に登場し、日本の不条理劇を生み出した来た清水邦夫の戯曲を是非皆様に知っていただきたい。

新劇や小劇場の舞台を観ている観客には清水邦夫はなじみ深い劇作家ですが、
宝塚やミュージカルの観客にはご存知ない方が多いでしょう。

少々ご紹介すると、清水は、元宝塚スターのために1982年「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」(蜷川幸雄演出)を書いています。

これは、2009年に文化村シアターコクーンで再演されました。

鳳蘭と三田和代が主演しました。およそ10年ぐらい前なのでご覧になった方もいるでしょう。

野村萬斎と尾上菊之助が親子役で出演した「わが魂は輝く水なり」(2008年再演、蜷川幸雄演出)もコクーンで舞台にのりました。
他にも、「幻の心もそぞろ狂おしのわれら将門」は2005年に蜷川がコクーンの舞台にのせています。


本書は、清水邦夫の戯曲と舞台の分析をしながら日本の現代演劇の歴史を紐解いています。
自画自賛すると、演劇を勉強中の方や演劇愛好者に役に立つ本です。

今現在、あちこちで上演されているつぶやき芝居より、ずっと面白く、そして飛んでいます。
しかし上演すると手ごわい。外国戯曲より、まず清水戯曲を・・・・と思います。

是非多くの演劇愛好者に手に取っていただき、清水戯曲を舞台にのせてほしいと願っています。

以下に目次をあげます・・・・

井上理惠著『清水邦夫の華麗なる劇世界』社会評論社 
2020年8月7日発行 定価2000円(税別) 
ISBN 978-4-7845-1150-1 四六判並製 240頁 

はじめに

第一部 清水邦夫の登場
 第一章 「署名人」から「狂人なおもて往生をとぐ――昔、僕達は愛したーー」へ
 第二章 初期の戯曲 「署名人」「明日そこに花を挿そうよ」「逆光線ゲーム」「あの日たち」

第二部 清水邦夫の戯曲〈愛〉の三部作
 第一章 「弟よ――姉乙女から坂本龍馬への伝言」(1990年)
 第二章 「哄笑――智恵子、ゼームス坂病院にて」(1991年)

第三部 一幕物の劇世界を語る
 共同研究の事
 第一章 「署名人」から始まる清水戯曲の魅力について」(1958年)
 第二章 「エレジー ―父の夢は舞うー」(1983年)
 第三章 「楽屋」の虚構性――その謎を解く(1977年)
 第四章 「ぼくらは生れ変わった木の葉のように」(1972年)
 第五章 「イエスタディ」(1996年)
 第六章 女優 松本典子

おわりに / 資料:清水邦夫戯曲発表年・初演一覧